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AIを支える通信網と産業機器の基盤が前進

対象日:2026年10月22日 / 作成日:2026年10月23日

10月22日は、AIを使うサービスそのものよりも、それを支える通信網や産業機器の基盤に動きがありました。KDDIとBroadcomの取り組みは効果を確かめる検証段階、Renesasの新型マイコンは発売済みで、発表後に利用できる範囲はニュースごとに異なります。

AIの普及を支える土台づくり

AIの利用拡大には、データセンター内で大量のデータを運ぶネットワークと、工場や設備を制御する機器の双方が関わります。今回の発表はその基盤を整える動きです。KDDIとBroadcomは省電力化や通信性能を検証し始めた段階で、家庭向けサービスの変更や効果がすでに実現したわけではありません。一方、Renesasのマイコンは購入や評価に向けた製品情報が公開されています。

AIインフラ

KDDIとBroadcom、光を使うデータセンター網を共同検証

KDDIはBroadcomとネットワークインフラ技術で提携し、AIデータセンター内のGPU間通信に光電融合を取り入れるための共同検証を10月22日に開始しました。電気信号を光信号に変換する部品をスイッチチップの近くに置くCPO技術を使い、KDDIのAIデータセンターに検証環境を構築します。

両社は消費電力の削減に加えて、分散学習や推論を想定したデータ処理でパケット損失、混雑制御、実効スループットを評価します。結果を踏まえて将来のネットワーク構成を確立する方針ですが、削減量や実運用の開始時期は発表されていません。家庭向けブロードバンドについても次世代FTTHへの移行を検討する段階で、現時点で利用者向けサービスの提供開始を示す発表ではありません。

利用者が確認したいこと

産業機器

Renesas、22nmとMRAMを採用したRX74シリーズを発売

Renesasは産業向け32ビットマイコンRX74MとRX74Nを発表し、同日から提供を開始しました。RXファミリーで初めて22nmプロセスと内蔵MRAMを採用し、最大600MHzで動作します。同社によると、従来の240MHz世代と比べて性能は2倍超です。

RX74Mは産業用ロボットやPLCなどの自動化設備を主な対象とし、EtherCAT、TSN対応ギガビットEthernet、CAN FDを単一チップに統合します。RX74Nはスマートメーター、パワーコンディショナー、空調設備などを想定しています。MRAMはデータ書き込み前の消去が不要なため、頻繁な更新を行う機器で更新時間や停止時間を抑えられる可能性があります。セキュリティ機能や耐量子暗号への対応も製品機能として説明されていますが、実際の保護水準は機器への実装や運用設計にも左右されます。

利用者が確認したいこと

出典