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LEARNING SHARE / AI GUIDE

AI・クラウドサービス終了に備える運用ガイド

使っているサービスとAPI、その中にある資産、終了期限、移行先、担当者を台帳にします。書き出したデータを別の環境で使えるか、終了前に実際に確かめましょう。

いつ使う知識?

新しいクラウドや試験機能を導入するとき。廃止告知を受けたとき、定期的なサービス棚卸しにも使います。

サービス一覧と、取り出す資産をつなげる

APIは、ソフトウェアが機能やデータを呼び出す接続口です。画面上のサービス、API、モデル、プレビュー機能は、別々に終了することがあります。台帳には利用場所と依存関係も残します。

台帳の項目記録する内容
サービス・API一覧サービス名、APIや機能の識別子、利用するアカウントと用途
利用場所・依存関係アプリ、定期処理、連携先、停止すると困る業務
資産・保存形式コード、データ、プロンプト、評価結果、設定、画像。形式と保管先
エクスポート可否取り出せる範囲、手順、権限、取り出せない情報
廃止予定日・移行期限公式の停止日時とタイムゾーン、書き出し期限、社内の切替期限
移行先・担当者代替案、確認担当、切替担当、承認者、連絡先
定期確認公式告知URL、確認日、次回確認日、進捗

鍵やパスワード自体は台帳やコードに入れません。必要な環境変数の名前と、安全な管理場所を記録します。

「非推奨」「停止」「書き出し期限」を分ける

非推奨

現在動いていても、継続利用を避けるよう案内されている状態。対象の識別子と移行先を確認します。

提供停止

呼び出しや操作ができなくなる時点。画面版とAPI版、認証方法ごとの影響を分けます。

書き出し期限

データを取り出せる最後の時点。提供停止と同日とは限らず、社内期限は前倒しにします。

正確な時刻が不明なら、最終日まで待たずに書き出します。告知にない復旧や再取得ができる前提では計画しません。

保存から切替まで、4段階で確認する

  1. 棚卸し:コードと設定、定期実行、管理画面から対象への依存を探し、担当と期限を決める。
  2. 書き出し:コードだけでなく、データ・素材・設定・評価結果を保存。ファイルを開き、件数や文字化け、添付の欠落を確認する。
  3. 移行テスト:別環境で読み込み・起動を試す。代表的な処理、会話状態、ツール、認証、エラー時の挙動、品質・速度・料金を比べる。
  4. 切替:少数の対象から切り替え、結果を監視。旧連携を外し、不要な鍵を失効させ、手順書と台帳を更新する。

新しいAPIへつながっただけでは移行完了ではありません。データの対応付けや、再試行による二重処理も確かめます。旧サービス終了後は戻せない場合があるため、手作業や別の代替経路も用意します。

保存した資産を、使える状態で残す

保存できない資産があれば、代替作成か業務の変更を早めに決めます。月次などの定期確認に加え、廃止告知・契約更新・モデル変更の時点で台帳を見直しましょう。

使う前のチェックリスト